チームワークを支えるのは、Core Valuesという共通の価値観

営業企画チーム マネージャー
2014年入社

中嶋 瑠美

2014年、PGF生命に入社。現在は営業企画チームにて、マネージャーとして代理店や社内の各部門との折衝を担う。

※掲載している内容は取材当時のものです。

本音で話ができる
関係づくり

私の所属する営業企画チームは、新しく商品や機能を導入する際の事務取り扱いの構築や、事務フローを確定するための折衝を行っています。折衝先は代理店(銀行・証券会社等)の本部の方、また社内の各部門です。例えば、新しく機能が追加される際、当社として「このように取り扱って欲しい」という思いがある一方で、代理店側にも「お客さまにこのような説明をしたい」という考えがあります。お客さまに正しく機能が提供されるために、当社がどこまで代理店の要望を受け入れることができるのかを、社内の各部門と調整していきます。社内の調整先は営業部門や事務部門だけでなく、システム部門にも及び、7~8つの部門と関わることになります。

リリースされるまでの限られた時間の中で、代理店本部や社内との調整をまとめるには、交渉相手との信頼関係が必要となります。お互いに腹を探るのではなく、腹を割って話を進めることで、どこまで譲歩できるのかの見極めができるようになります。そのため、代理店からのどのような要望にも真摯に対応し、本音で話ができる関係づくりを意識しています。

支えられてきたからこそ
わかる”ありがたみ”

私は大学を卒業した後、日系の生命保険会社で仕事をしてきました。営業社員の業績管理、支社のイベント運営と、幅広く経験し、最後の2年間ではお客さまへ送る帳票の設計にも携わりました。ミスが許されない緊張感の中で、毎日充実した日々を送ることができていましたが、結婚を機に、「子どもができても、第一線で仕事が続けられる環境に身を置きたい」と思うようになりました。PGF生命では、私が転職した2014年当時も、お子さんを育てながら活躍している女性の方がいて、柔軟な働き方を選択できる社風がありました。

転職した後、1年後に1人目の子を授かりました。ちょうどその時期から当社でも在宅勤務制度の導入が始まり、積極的に活用しました。2人目を出産した時期はコロナ禍でしたが、より在宅勤務制度が浸透していて、安心して仕事に取り組むことができました。当社には、社員の働き方を優先して柔軟に変化していく姿勢があります。その姿勢が、制度を日々使いやすいものに変えてくれています。在宅勤務のおかげでゆとりができ、繁忙期でも育児との両立ができていると感じます。

制度があれば、柔軟な働き方ができるわけではありません。産休・育休に入る方、キャリアアップのために異動する方の業務を、周囲が理解してフォローする気持ちが大切です。私が支えられてきたからこそ、その周りの理解にありがたみを感じています。

見守ってもらえる
安心感

入社して5年、役職が管理職(マネージャー)に上がるタイミングで、私が担当する代理店に当社で初めての保険商品を導入する機会がありました。当社で初めての商品ということは、当社と代理店側の双方で、これまでにない事務フローを構築する必要があります。スタッフの頃は、社内調整の結果を上司に報告し、意見をもらってから代理店との折衝を行うという進め方をしていました。しかし、マネージャーになったことで、多くの事柄を自分の判断で進めていく必要が出てきました。事務フローを確定するということは、当社、代理店だけでなくお客さまの事務手続きも決まると言うことであり、影響の大きいことです。正直、自分で判断することに責任の重さを感じました。

迷いが生じる中で、上司から「今まで仕事の進め方を見てきた中で、大きく判断を誤っていることはない。自分で思うようにやってみて」と言われました。そして「どうしようもなくなった時は必ずフォローする」という言葉も添えてくれました。その言葉のおかげで、商品のリリースまで頑張ることができたと思います。また、上司の存在の大きさをあらためて感じる機会にもなりました。

この経験以来、自分の判断基準に自信を持つことができるようになり、「上司に判断を仰ぐべき問題」と「自らが解決すべき問題」との区別を付けられるようになりました。また育成においても、任せることや、見守るということの大切さが体で理解できたと思います。

お互いに尊敬しあえる
環境がある

当社は、会社のことを想う人、働くメンバーのことを想う人が多いところが魅力です。社内調整する際も、各部門から「それは絶対にできません」と断られることはありません。どのような難題であっても、私の状況を察して可能な限り対応方法を検討してくれます。その姿勢に何度も助けられています。

当社にはCore Valuesという共通の価値観があり、顧客に焦点をあてて話をすることなどの共通認識をもって業務に取り組める理由は、ここにあると感じています。このような理念は形骸化してしまう会社もあるかもしれませんが、当社では日々このような価値観に触れる場面があり、それが業務遂行の大きな潤滑剤になっています。

上司や一緒に働くメンバーも、相談事や解決策を一緒に考えてくれます。どんな仕事をするかも大事ですが、どんなメンバーと仕事をするかが、とても大事だと思っています。どの部門の仕事も、難しい業務が多いと思いますが、何事にも楽しく前向きに考えようとする人や、コミュニケーションを取ることが好きな人には、会社と自分の成長を一緒に楽しめる職場だと思います。