ガバナンス／内部統制

当社は、企業価値を高めていく上でコーポレート･ガバナンスの充実を最重要課題の一つと捉えており、迅速な意思決定と両立する内部統制システムの強化に取り組んでいます。

当社は、経営戦略とリスク管理を密接につなげ一体でコントロールすることにより、健全で持続的な会社の成長を実現することをERM（Enterprise Risk Management）と定義し、ERMの態勢強化に努めています。

当社は、適切な事業運営を確保し、長期にわたるお客さまへの保障責任を確実に果たすため、様々なリスクを管理し、リスクの特性に応じ的確に対応する体制を整えています。

当社は、大規模自然災害等、通常のリスク管理では対処できない事象を危機と定義し、平時における危機の未然防止および発生時対応を定め、お客さまにご安心いただけるサービスが提供できる体制を整備しています。

当社は、コンプライアンスの徹底をお客さま、社会からの信頼に応えるための重要な経営課題と考え、さらなるコンプライアンス態勢の充実に向けて取り組んでいます。

当社は、お客さまの個人情報を適正に取り扱うため、「個人情報保護方針」を定めています。

当社は、適切かつ健全な生命保険業務等を行うにあたり、反社会的勢力に断固たる態度で対応し、関係を遮断するために、「反社会的勢力への対応にかかる基本方針」を定めています。

当社は、お客さまの利益が不当に害されることがないよう、利益相反のおそれがある取引を管理するため、「利益相反管理方針」を定めています。

当社は、法令に基づきお客さまが生命保険契約の締結等をする際、お客さまの本人特定事項、取引を行う目的、職業又は事業の内容、法人のお客さまの場合は実質的支配者の確認を行っています。

当社は、保険法、保険業法、金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律、金融商品取引法、消費者契約法、個人情報の保護に関する法律およびその他各種法令等を遵守し、お客さまの信頼にお応えできるよう、次の姿勢をもって適切な営業活動に努めてまいります。

当社は、生命保険の販売および告知を受領する際に、お客さまに特にご留意いただきたい事項を、販売資料および告知書等に記載するとともに、生命保険協会作成の業界自主ガイドラインである「正しい告知を受けるための対応に関するガイドライン」を踏まえ、正しい告知の受領に取り組んでいます。

当社は、持続可能な社会の実現に資することが生命保険会社の社会的責任を果たすものと認識し、お客さまからお預かりしている保険料の運用について、「責任投資方針」を定めています。

当社は、「責任ある機関投資家」の諸原則≪日本版スチュワードシップ・コード≫の趣旨に賛同し、責任を果たすための方針を定めています。

外国の金融口座を利用した国際的な脱税および租税回避に対処するために、金融機関が非居住者（個人・法人等）に係る情報を税務当局に報告して各国の税務当局間で互いに提供するための制度です。

特定米国人・特定米国人所有の外国事業体による米国外の金融口座等を利用した租税回避を防ぐ目的で、米国外の金融機関に対し、お客さまが特定米国人・特定米国人所有の外国事業体であるかを確認すること等を求める米国の法律です。