プルデンシャル・グループ全体のIT戦略に関わる人材になりたい

契約管理システム開発チーム スタッフ
2016年入社

別府 将太

2016年の入社以降、IT部門の4つのチームを経験。高めたITスキルと業務知識で各部門の課題を解決し、PGF生命の土台を支えている。

※掲載している内容は取材当時のものです。

もっと生命保険会社のことを
知りたい

私は文系の大学を卒業後、日系生命保険会社グループのIT企業で、システムエンジニアとして4年間仕事をしました。システムエンジニアの仕事は、ユーザーの業務をプログラムによって効率化することですが、その過程でユーザーの業務を深く理解しなければいけません。仕事を始めて3年目に、生命保険会社の保険金等の支払処理を新しい税制に適応させるプロジェクトの開発リーダーを任されました。このプロジェクトを通して、私は生命保険税務の難しさと生命保険ビジネスの奥深さを知りました。「もっと生命保険会社のことを知りたい」、PGF生命へ転職のきっかけは、そんな好奇心からでした。

転職時にいくつかの生命保険会社を受けたのですが、PGF生命で私の面接をしてくれた社員が非常に魅力的で一番印象に残りました。リベラルな雰囲気を持つ方で、話し方に大らかさと聡明さを感じ、そのギャップにカルチャーショックを受けました。「こんな上司と一緒に働きたい」という想いが、PGF生命に転職を決めた理由です。

多種多様なプロジェクトに参画できる

今、2つのプロジェクトで開発リーダーを務めています。ひとつが社内システムのクラウド化プロジェクト、もうひとつが業務改善ツールであるRPAの社内導入プロジェクトです。

クラウド化は自社サーバーで運用していたシステムをクラウドに移行し、低コストで柔軟な変更と運用ができるように改革するプロジェクトです。単にクラウドへ移行するのではなく、当社の今後のDX戦略を踏まえ、後々の運用に耐えうるようシステムの再構築や他システムとの連携見直しも行っています。そのため、移行完了までには多くのタスクが並行で進んでいきます。当社では、社内システムをクラウドへ移行するのは初めての試みであり、作業時には想定しなかった課題がたくさん出てきます。これらを全て解決し、既存システムがクラウド上で期待どおり動作した時の喜びは大きく、達成感を感じます。

RPA導入はロボットソフトウェアで定型業務を自動化することで、業務の効率化を支援するプロジェクトです。これまで15チームに40近くのRPAを提供してきました。RPAを提供するまでにはたくさんのプロセスがあります。依頼部門の現行業務を理解することに始まり、RPA導入による投資対効果のシミュレーション、実現させるための技術的な課題の解消など、業務の特性や粒度の異なるプロセスを緻密に組み上げていきます。その苦労があるだけに、RPA導入後に部門からお礼の言葉をもらった時は、やりがいを感じます。

このように複数のプロジェクトに参画できる理由は、当社が社員の積極的な行動を認めて後押ししてくれるからです。私はIT部門の中でいち早く、クラウドの資格を取得し、クラウド化プロジェクトの開発リーダーとしての資質をアピールしていました。その頑張りを上司が見て、開発リーダーに推薦してくれました。プロジェクトリーダーとしての評価が、私の大きな自信と経験につながっています。これからもさまざまなことに挑戦したいと考えています。

目指すのは”全体最適”

私はシステム開発において「全体最適」という観点がとても重要だと考えています。ユーザー側は、システム化することで業務効率化が図れると考えがちですが、実際には導入費用やメンテナンス費用がかかるため、慎重に導入の検討をしなければなりません。ユーザー側の業務効率を上げても、それに見合わないコストアップになっていてはシステム開発は成功と言えないのです。ここは目の前の仕事だけを追いかけていくと見落としがちな点だと思っています。

このような全体最適を常に意識するために、各部門の業務改善効果だけでなく、会社としての投資対効果、ITから見たQCD(Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期))の3つの視点から業務の優先順位付けを行っています。システムを運用するにあたっても全体最適の考えは大事です。今後の当社での開発方針などを見定め、アプリケーションとインフラストラクチャ―においても、双方がもっとも良いパフォーマンスとなるよう、最適な組み合わせを模索しています。

システムにより会社を支援する仕事は、このような全体最適を行うことによって生み出す付加価値サービスだと思います。そして、その価値を生み出すためには、さまざまな人とのコミュニケーションによる知識吸収、ユーザー部門との協業経験が大事なポイントになってくるのではと考えています。

風通しがよく、
洗練された職場

PGF生命は、ワークライフバランスが取りやすい会社です。2018年に子どもが生まれた際、上司から育児休暇を取得するよう勧められて、1ヵ月半の休暇を取得しました。周りのメンバーの理解と支えがなければ、取得できなかったと思います。
また、在宅勤務と出社勤務を組み合わせた柔軟な働き方ができる環境が整備されており、オフィスはフリーアドレスで、出社するとさまざまな機能を持ったデスクを使い分けられるようになっています。

社風はとても風通しがよく、仕事やプライベートの相談や意見交換など、上司や同僚だけでなく、他のチームともコミュニケーションが取りやすい環境です。例えば、私がいたクラウドワーキンググループ (以下WG)は、IT内の複数チームによる有志で構成されたグループでした。WGメンバーにはあまりクラウドの知識がなかったため、それぞれが異なるテーマで調査し、得られたノウハウをメンバーに還元するスタイルで相互学習を進めました。このWGをきっかけとして、私はクラウド関連の資格を半年で4つ取得し、クラウド化プロジェクトの開発リーダーを任せてもらうことにつながりました。風通しの良い社風が私のキャリア形成にも好影響を与えたと思います。これからもキャリアを積み、プルデンシャル・グループ全体のIT戦略に関わる人材になりたいと考えています。

皆さんがこれまでに培ったノウハウやスキルを武器にして、活躍できるチャンスがたくさんある会社です。成長の機会もたくさんあります。1つでも自負できるスキルをお持ちの方、さらなる成長を求める方に、PGF生命はピッタリの職場だと思います。